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ビックカメラ行くなら「取り置き」は必須! [節約一般]

※新サイトに本記事を一部改変して転載しました。
http://kengyo-syufu.com/2017/02/biccamera-tentou/

以前、ヨドバシカメラで「取り置き」を試したときの話を書いた。ネット通販で買い物をし、商品の受け取り方法として「配送」ではなく「店頭受取予約」を指定するのだ。レジへ行けば確実に商品が準備されているので、不意の在庫切れや探す手間がないというのが本来のメリットだが、もう1つ、隠れたメリットがある。ネット価格が店頭価格より安い場合、ネット価格が適用されるのだ。「取り置き」せずに店で買うよりおトクになる可能性があるのである。

そして昨今、ビックカメラもこれに対抗して「取り置き」を始めた。サービス内容はヨドバシと同様だ。ビックカメラは職場から遠いのであまり利用しないのだが、株主優待の商品券(有効期限あり)が手元にあったので、久々に行ってみることにした。
今日はノートPC用のインナーバッグとUSBハブを買うのだが、まず前者の「取り置き」を頼む。――あれ? 最寄り店舗に在庫はあるというのに、「取り置きする」というボタンが表示されない。在庫は10店舗ぐらいにあるのに、取り置き可能なのは大阪の1店舗だけだ。
不思議に思いながら、2点目のUSBハブについても「取り置き」を試す。こちらは最寄り店舗でも取り置き可能だった。「何分ぐらいで準備ができます」という表記を見つけられず不安に思ったが、30分もしないうちに「用意できました」というメールが来たので、ヨドバシと同等程度の素早さだ。

昼食後、さっそく店舗に出向いた。インナーバッグを苦労して探し出し(取り置いてくれれば探す手間が省けたのに)、レジへ行ってみると、取り置き品は通常のレジではなく、サービスカウンター(修理受付などをやっているところ)に置いてあるという。
カウンターは空いていて、すぐに取り置き品が出てきた。インナーバッグと一緒に精算する。思ったよりだいぶ高いので「あれ?」と思い、直ちにレシートを見てみると、これがなかなか強烈。USBハブについては約束どおり「ネット価格のほうが安ければネット価格適用」となっているのだが、ネット価格1414円に対し、店頭価格は実に2138円。レシートにはそのことがしっかり記されており、値引き724円(34%引き!)だそうである。一方、在庫があるのに取り置きしてくれなかったインナーバッグは、ネット価格1922円に対し店頭価格は2462円。こちらも取り置きできれば22%引きとなったわけで、原因不明の「取り置き拒否」により、今回は540円も損してしまった。
ビックカメラのレシート

ということで、ビックカメラの実店舗で買う際には「取り置き」を強くおすすめする次第だが、こんな価格差を放置しておくようでは、実店舗で買う人がいなくなるのではないか。個人的には今回の一件で、ますます通販志向が強まった。

ちなみに、ビックカメラの株主優待商品券での買い物にはポイントが付与されずお釣りも出ないが、株主優待品でない「ビックカメラ商品券」だとポイントが付与され、お釣りも出る。今回は3876円の支払いに対し前者3000円分と後者1000円分を併用しお釣りを受け取ったので、端数の876円に対してのみポイントがついている。額面が同じでも実質価値は10%程度異なるわけで、金券ショップで商品券を購入するときには注意が必要だ。

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