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イトーヨーカドーのポイント、そのまま使うのは損! [節約一般]

イトーヨーカドーのポイントを単純にイトーヨーカドーで消費している方。ちょっと待ってほしい。500ポイント以上貯めている人なら、もっといい消費方法がある。
(注:以下は、オレンジっぽい色の「セブンカード」等で、イトーヨーカドーのポイントを貯めている人を対象としている。青っぽい色の「セブンカードプラス」では、貯まるのがイトーヨーカドーのポイントではなくnanacoポイントのため、以下の解説はあてはまらない。)

イトーヨーカドーのポイントは翌年度末まで有効なので、ポイントを使わずにいると、毎年3月末に古い分が失効する。
例年、1月になるとレシートに「内15年3月末期限ポイント 466P」のように印字されるようになるので、そろそろ消費しなければ、という気になる。

貯まったポイントを小まめに使えば失効の心配はないのだが、そうもいかない事情がある。ポイントを使って買い物をした場合、ポイント支払い分に対しては新たなポイントがつかないからだ。
通常の「100円につき1ポイント」がつかないだけならまだしも、「特定の商品を買ったら1個につき20ポイント」のようなボーナスポイントも対象外になってしまうから大変だ(合計金額の全部ではなく一部をポイント払いした際の扱いは不明)。ボーナスポイント対象商品は日々変わるうえ、値札のところに表示がなかったり見落としたりすることもあるので、「今買おうとしているものが全部ボーナスポイント対象外である」と言い切るのは難しく、ついついポイント払いを避けてしまう。

そうはいっても期限があるので、先日、買い物時に全額ポイント払いを敢行した。すると、レジのおばちゃんから意外な一言が。
「今度から、サービスカウンターで商品券に交換すれば有効期限なしでご利用いただけますので…」
そうなのか! 大損というほどでもないが、今回の買い物はちょっと損した気分だ(2500円分ぐらい買ってしまった)。
早速サービスカウンターへ行き「(まだ余っている)ポイントを商品券に交換したいんですが」と申し出る。すると、何ポイントを交換するか、500円券と1000円券のどちらがいいかを尋ねられ、迷わず1000円券を選んだ。すると、すぐに商品券への交換が完了。交換というより「ポイントで商品券を買う」という表現のほうが正確かもしれない。
あらためてセブンカードの規約を読むと、ポイントは「商品券と交換することはできません」と明記してある。しかし実際には上記の対応である。イトーヨーカドーのウェブページに「できます」と書いてあるので、規約の改定漏れだろうか。

なぜ、商品券に交換したほうが得なのか? 理由は2つある。
まず1点目。イトーヨーカドーでは、商品券払いであっても、セブンカード等を呈示すればポイントがつくからだ。買い物の代金を直接ポイントで支払えばポイントはつかないので、ひと手間かけるだけで約1%分の得になる。
そして2点目。セブン&アイ共通商品券が「お釣りの出る商品券だから」だ。言い方を変えると「ポイントの一部を現金に交換することができるから」となる。いくら商品券払いでポイントがつくといっても、クレジット決済分のポイントはもらえないわけで、「商品券1000円分」と「現金1000円分」なら後者のほうが価値は高い。
私が迷わず1000円券を希望した理由もこれでお分かりだろう。1000円券のほうが、現金でもらえるお釣りが多くなるからだ。

なお、セブン&アイ共通商品券はセブンイレブンでも使える。セブンイレブンでは、クオカードやnanaco等、割安な決済手段が存在するので、商品券払いは必ずしもおトクとはいえない。しかしセブンイレブンには少額の商品が山ほどあるので、お釣りを大量に受け取りやすい。
たとえばコーヒー1杯100円の代金を支払う場合、クオカードで支払っても割引額は実質2円程度にしかならない。一方、1000円の商品券で支払えば900円の現金を手にできる。

最後に1つ補足。イトーヨーカドーのポイントは、レジで申し出るとnanacoへ等価交換が可能だという(正確には一旦「nanacoポイント」を介する)。こうすると有効期限はなくなるし、交換後のnanacoで買い物をすればポイントがつくので、こちらのほうがおトクというケースもあるかもしれない。
商品券に交換するのとnanacoに交換するのではどちらが得か? これは人によると思う。商品券で十分少額の決済をする用事があるか、nanacoへのチャージでポイントの付くクレジットカードを持っているか等の条件で、どちらが得かは変わってくる。
いずれにせよ、ポイントを直接イトーヨーカドーで消費するよりは明らかに得になる。イトーヨーカドーのポイントが余っている方は参考にしていただければ幸い。

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セブンイレブン「ポイント2倍」で還元率3%! [節約一般]

最近「セブンカード・プラス」を作った。その話は別記事にまとめるが、先にタイムリーな話題から。

3月いっぱい、セブンイレブンで「nanacoポイント2倍」キャンペーンをやっている。nanacoで支払うと、通常100円(税抜)ごとに1ポイントのところ、今は2ポイントつくというのだ。(過去に同様のキャンペーンで試したところ、正確には「50円で1ポイント」になっているようだった。)
還元率は通常約1%なので、この期間中は約2%になる。Suicaやクオカード等、他のお得な決済手段とそこそこ張り合える率になっている。

で、この「2倍キャンペーン」は、「セブンカード・プラス」のクレジット決済でも対象になる、と小さな字で書いてある。
最近セブンカード・プラスを持った私は、「還元率2%では大して得でもないけど、試しに一度クレジット決済してみるか」と思った。
が、告知文をよく読むと(いや、よく読まなくても)これは大きな誤解だった。セブンカード・プラスでクレジット決済すると、通常の還元率が1.5%だから、この時期は3%になるのだった。同じ「2倍」でも結果は全く違う!
告知文によると、通常「200円(税込)ごとに3ポイント」のところ、3月中は「200円(税込)ごとに6ポイント」となっている。カードの請求書を見ないと何ともいえないが、実際の計算方法は「66.66…円(税込)ごとに2ポイント」か「33.33…円(税込)ごとに1ポイント」のいずれかだろうと思う。

というわけで、セブンイレブンを頻繁に利用している人、セブンカードプラスへの入会を検討してみてはどうだろう。年間5万円以上利用しないと年会費1000円+税が必要だが、ポイント2倍でない期間もクレジット払いで還元率1.5%だから、ふつうにnanacoで支払うよりはだいぶ得になる。




私はといえば、3月1日、さっそくセブンカード・プラスのクレジット決済を試した。レジに通してから決済が済むまでの所要時間はnanacoと同等程度に早い。もちろん少額ならサインレスだ。
ただ、レシートにはポイント関連の印字は全くないし、セブンカード・プラスで決済したと明示されてもいない。単に「セブン・カードサービス」のクレジットカードで決済したと書いてあるだけだ。1ヶ月分の買い物をまとめてポイントを算出するため仕方のないことではあるが、ちょっと気になる。

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