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ポイントカード紛失、さてどうする? [諸手続]

今日の教訓:大人でも、持ち物には名前を書きましょう!

ということで、ドラッグストアのポイントカードを紛失した。400ポイント貯まると400円分の買い物ができるというシステムなのだが、たしか500ポイントぐらい貯まっていたと思う。それをなくしてしまった。

このポイントカード、よく使うので財布の中に入れてあった。財布を落としたわけでもないのにポイントカードだけ落とすということは考えにくい。
しかし最近の私に限っては、そういうことが起きても不思議ではなかった。財布の紐ならぬ財布の口が緩んでいたのだ。
最近は忙しいので、未整理のレシートを最高1ヶ月分ぐらい財布に溜め込んでしまうことがある。そのせいか「札入れ」の部分が緩くなってしまった。レシートを整理した直後は札入れ部分がスカスカになり、ここに入れてあるポイントカードが何かの拍子に飛び出す、ということが何度かあった。スーパーのレジの前で中身をぶちまけて慌てたことも2、3度ある。
直近で中身をぶちまけたのが某所のファミリーマートだったので、ポイントカードの落し物が届いていないか聞いてみた。するとレジのおばちゃん、何やらゴソゴソやってカードを出してきた。いや出るわ出るわ、30枚はあったのではないか。結構、みんなカードを落としているようだ。自分だけじゃないんだ、と何となく安心したが、しかし自分のポイントカードはなかった。

さて、どうするか。カードを再発行する手間は厭わないものの、問題は貯まっていたポイントを取り戻せるかどうか。
たしかダメだったはず——そう思いながらポイントカードの規約を読んでみる。すると記憶は正しく、「カードを紛失したらポイントは無効になります」と書いてあった。そんなー。
自分の場合、過去のレシートを保管してあったので、ポイントカードの番号は分かる。入会の際に住所と氏名は登録したと思う。だったら、身分証明書を呈示するぐらいでポイントを戻してほしいものだ。しかし規約には明らかにNoと書いてある。実に悔しい。
カード番号が分かるので、何か、カードの現物なしでポイントを消化する方法がないかと考えたが、いい案は出なかった。ウェブ上でポイントを照会できるサービスがあるというが、新規登録には「カードの裏に記された暗証番号」も入力する必要があるとのことでボツ。また、かりに登録できたとしても、ウェブ上では単にポイント残高を確認できるだけで、そこから何かの特典に交換できる、ということではないようだった。

カードが見つかるかもしれないという淡い期待もあったので、しばらくはそのドラッグストアを避けていたのだが、どうしても買い物しなければならない用事があったので、渋々、ポイントカードの紛失・再発行の旨を伝えた。
すると、店員さんは「再発行用紙」を持ってきた。これはもしや――と思って説明を聞くと、その期待どおり、身分証明書の呈示と旧カード番号の申告で、紛失したカードのポイントは新カードに引き継げるとのこと。やったー!
ポイントカードを発行している店の方へ勝手なアドバイスだが、ある程度ポイントの貯まったカードを紛失すると来店意欲が確実に失われるので、今回のように適切な救済制度を設けることをお勧めする。

しかし話はこれで終わらない。旧カードのポイントは「10日前後で新カードに引き継がれる」と案内されたのに、半月経っても加算されない。どこかで手続きが滞っていると見た。
1ヶ月近く待って、なおも変化がないので、ドラッグストアの本部に問い合わせてみた。
するとすぐに回答が来て、店の側で手続きが止まっていたという。詳しくは聞かなかったが、旧カードに登録していた住所・電話番号が旧居のもので、新カードに登録した住所・電話番号と一致しなかったので、特に自分に連絡をよこすこともなく、単なるカード新規発行として処理したようだ。
再発行にあたって本人確認が面倒なのは分かるが、ポイントを引き継ぎますと案内した手前、少なくとも新カードに登録した電話番号に一度ぐらい電話をくれてもいいではないかと思う。が、約款上は無効になるはずのポイントが返ってきたのでよしとする。


今回得られた教訓として、ポイントは貯めすぎず、こまめに利用すべきだ、というのがある。しっかり貯めないと大きな特典を得られないという制度なら話は別だが、この店の場合、400ポイントごとに400円分値引きされる(が、申告しないとポイントを消化しない)から、400ポイント貯まったらすぐ使うのが無難だ。
次に、ポイントカードの番号を覚えておくと、なくした際に役に立つことがある、という教訓も得られた。今回、古いポイントカードの番号を覚えていないとしたらどういう対応になったか分からないが、名前と住所で検索をかけてポイントカードの番号を調べてくれる、といった親切なサービスがあったかどうかは疑問だ。
そして最後。カードの裏に名前と電話番号でも書いておけば、落とした際に、親切な人が拾って届けてくれるかもしれないと思った。もちろん、自身の個人情報を不要に晒すというデメリットもあり、電話番号を落とすぐらいならポイントを捨てたほうがマシ、という人もいると思う。かくいう私も、新たなポイントカードには署名だけして、電話番号は書かなかった。このドラッグストアの場合、カードを紛失したときにも、カード番号さえ覚えておけばポイントは失われない、と分かったからだ。

——いやその前に、ポイントカードの保管場所を変えろよ、自分。


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要注意! 扶養家族の株取引 (6) ――健康保険はアウト、では年金は? [諸手続]

最後に「不幸中の幸い」みたいな話。

健康保険と年金では判断基準が微妙に異なる。このため、かりに健康保険のほうで扶養から外れてしまっても、かろうじて年金のほうはセーフ、ということがあり得る。

健康保険については、これまで書いてきたとおり、各組合が独自に基準を定めている。
一方、年金のほうは全国統一の基準である。具体的には「協会健保の生計維持基準」と同一だそうである。
協会健保の基準だと、一時的な株式売却の収入は130万円に含めないようなので(今のところ正確な情報源を見つけられていないが)、「健康保険は扶養から外れたが、年金のほうはセーフだった」ということがあり得る。

ただ、かりに健康保険だけであっても、扶養から外れてしまうと実に面倒なことになる。まずは、自分の加入する健康保険の判断基準を把握することから始めたい。


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