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洗剤体験記 (3) ――強力トイレ洗剤は「混ぜるな」「こするな」 [家事]

風呂用の洗剤ではすっかり肩透かしを食らってしまったが、次はトイレ用の洗剤。これもジョンソンの「スクラビングバブル 強力トイレクリーナー」である。

【やじうま大掃除ウィーク】
面倒な便器と浴室の掃除が一気にラクになる!! 便利な洗剤&洗浄剤
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/2010_12_02/20121211_578011.html

この洗剤も、こすらずに汚れが落ちるというのが一番のウリ。 その他の謳い文句としては「カビキラー共同開発」。あのカビキラーと同じ成分なら、汚れ落ちはよさそうだ、と思える。…ちょっと、イメージ戦略にハマりすぎか。
ウチのトイレ、狭い意味での「頑固な汚れ」はないのだが、困ったことに、普段使っているトイレ用洗剤の青い色が便器に付着してしまっている。本来汚れを落とすべき洗剤が汚れを作ってしまったわけで、実に納得がいかない。これが今回の新しい洗剤で落ちればいいなと思っていた。

買ってきた洗剤のパッケージをしげしげと眺める。レビュー記事にあるとおり「混ぜるな危険」なのだが、混ぜるなという以外に「こするな」だそうである。
その心は、こすったときに飛び散った洗剤がプラスチック部分に付着すると変色のおそれがあるから。実際にどの程度変色するのか分からないが、これを読んで、自分は「絶対にこするまい」と思った。

では、こすらずにどの程度の汚れが落ちるか。
便器の縁の裏側、水が出てくるあたりに洗剤を塗りつけていく。色は透明で、これ自体が新たな汚れを作ることはなさそうだ。手を汚さずに裏側まで洗剤が届くよう工夫されているし、洗剤自体がジェル状なので長時間とどまってくれるが、同様の洗剤はほかにもあるので特段目新しくない。
何もないで2分ほど待ち、水を流して終了。…うーむ。もともと目立った汚れがなかったので、きれいになったのかどうか、よく分からない。青い洗剤のシミは、心持ち薄くなった気もするが、気のせいかもしれない。

というわけで、元々あまり汚れていなかったので効果を実感できていないのだが、少なくとも「全くダメ」ということはない。価格もそれなり(150円強だったか?)だ。
ただ、「こするな」をどう評価するか。私自身は否定的で、「こするな」という制約ゆえに、この洗剤を敬遠したい気持ちもある。

もちろん、こすらないで汚れが100%落ちればそれにこしたことはない。
しかし、風呂用洗剤のときにも思ったが、こびりついた汚れは、結局、こすらないと落ちないのだ。トイレに関しては試していないのだが、あらゆる汚れが、全くこすることなしに落ちるとは思えず、よりよい仕上がりを求めるなら、こすらざるを得ないのではないか。
それにそもそも、こすらないことには、便器の表面全体に洗剤が行き渡らないのだ。この前試したスプレー式の風呂洗剤では、少し多めに噴射することで全体に洗剤を行き渡らせることができた(その結果、すぐに洗剤を使い切ってしまったのだが)。しかし、ジェル状のトイレ用洗剤では、ブラシでこするか、規定量の10倍くらい使うかしないと行き渡らせるのは難しそうだ。

というわけで、今のところの評価は△。「必要に応じてこすってもよい」ということであれば評価がだいぶ違ってくるのだが。


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