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108円のウロコ取り、噂どおりの実力! [家事]

元来、私はきれい好きとは言い難いが、汚れが目に見えて落ちるなら掃除は楽しいと思う。
そんな私が先日、ネット上で見かけたのが「鏡のウロコ取り」。浴室の鏡などによくある、白いウロコ状の汚れを落とす道具だ。
実は私、ウロコ取りをすでに持っている。実際にそれを使ってウロコ取りをやったこともある。が、1000円前後と高価なわりに思ったほど汚れが落ちないので、ここ数年間は放置していた。
そんな私を振り向かせるだけの魅力が、今回見つけたウロコ取りにはあった。価格が実に100円(税抜)なのである。100円ショップ大手の「キャンドゥ」で売っており、大ヒット中なのだという。

試してみたいという気持ちを抑えられず、普段は行かない自宅最寄りのキャンドゥを地図で探し、行ってみた。話題になるだけあって在庫は豊富で、とりあえず2個買ってみた。なお、ウロコ取りを名乗る商品は複数あるが、話題になっているのは人工ダイヤモンドを配合した青色スポンジのほう。もう一種類、カニの殻か何かを原料にした商品もあるが、こちらは試していない。

帰宅して早速こすったのは浴室の鏡…ではなく、陶器製の洗面台。毎日使っていると何となく黒ずんでくるのだが、クレンザーで相当頑張ってこすっても完全には汚れが落ちず、半年ほど放置していた。ただ、爪でこすると石鹸カスのようなものが出てくるので、適切な研磨剤があれば汚れは完全に落ちるだろうと思っていた。それが今日やってきたのである。
水を少しつけ、小さな円を描くように洗面台をこすっていく。最初ザラザラしていた感触が、いつしかツルツルになり、摩擦が小さくなった。水で汚れを流すと――新品同様!!!
スポンジが小さいので、一度にこすれる範囲は狭いが、特に力を入れなくても汚れが完全に落ちる。これは楽しい。30分ほどかけて洗面台を丸ごときれいにした。こんなにツルツルした洗面台を見たのは何年ぶりだろう。思わず妻に自慢した。

その後、浴室の鏡にも使ってみた。本来の使い方だけあって、こちらもきれいに落ちる。ただ、洗面台の汚れよりも頑固なようで、完全に汚れを取るにはそれなりに苦労するほか、人工ダイヤモンドの減りも早い気がする。
また、衛生陶器といえばトイレも気になるところ。手洗いのところの黒ずみが前から気になっていたが、これも見事に落ちる。さらに、便器内の黒ずみや、いわゆる「サボったリング」も落とすことができる。ただ、便器内に手を突っ込んでこするという行為に抵抗がある人は多そうだ(私は大丈夫だが)。
総じて、汚れがすっきり落ちるので楽しい。出先で汚い手洗い場を見つけると、こすりたい衝動に駆られるほどである。

というわけで、鏡のウロコ取りだけでなく、衛生陶器の汚れに絶大な威力を発揮するキャンドゥの商品。たかだか108円でもあるし、汚れが気になる方にお勧めする。諦めていた汚れがすっかり落ちる可能性を秘めている。

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作ってみました、塩昆布パスタ [家事]

しばらく前、テレビのCMで見かけて、気になっていた「塩昆布パスタ」。ベーコンと塩昆布だけで味付けするというものだ。
こういう「簡単だが意外においしい」という料理には妙に惹かれるものがある。ものぐさだからというのもあるが、構成要素が少ないので、「おいしい理由」が理解しやすいというのがいい。「なんちゃって理系」としては、「なぜ、この食材がこの分量必要なのか」が理解できると嬉しいわけだ。

で、この前ついに作ってみた。CMの張本人である「くらこん」のページにレシピがあったので、これを基本とした。

塩こん部長のベー昆(コン)パスタ
http://www.kurakon.jp/cooking/recipe/01118.html

ただ、申し訳ないことに、買ってきた塩昆布は「くらこん」製ではなかった。まあ、塩昆布界全体に貢献したということで勘弁してもらおう。

ほぼレシピどおりの分量で作ってみた。作り方は至って簡単で、特に落とし穴もない。失敗した場合に備えて妻と子供には別のものを用意したが、予想どおり妻も試食に参加した。
気になる味の第一印象は「ふーん」という感じ。塩昆布とベーコンというと前者のほうが味のインパクトが強そうだが、実際に食べてみるとベーコンの味が支配的。塩昆布は「だし」のポジションにとどまっている。塩昆布そのものを食べると塩昆布の味はするのだが、麺、昆布、ベーコンを一緒に食べるとベーコンの味が勝つ。
結構おいしいのだが、妻曰く「塩味がきつい」。たしかにそうだ。分量どおりに塩昆布を入れたのだが、かなりしょっぱい。もう少し昆布を減らしてもいいのだろうが、「だし」が減ることにより物足りない味になるかもしれない。
あと、誤算だったのは「意外に安くない」ということ。塩昆布が思ったほど安くないうえ、ベーコンもわりと高い。ベーコンの使用量は2人分で90gとなっているが、真空パックされている類のベーコンでこの分量を買うと200円前後になる。塩昆布と合わせると300円近くになり、これならレトルトのパスタソースでもけっこう高級なのが買えそうだ。

というわけで我が家では定番化に至らなかったが、味の上では新発見のあった塩昆布パスタ。興味があったらどうぞ。


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