SSブログ

子連れにこそエクスプレス予約 (1) ――家族旅行の隠れたリスクとは [節約一般]

ビジネスパーソン向けのサービスと思われがちな、新幹線のネット予約サービス「エクスプレス予約」。実は子連れにこそ便利でお得だと気付いた。
この連休、エクスプレス予約のメリットを十分に享受してきたのでご紹介する。

私の実家は関西。時々は家族で帰省したいと思っている。
というわけで、これまで何度か東海道新幹線を予約した。しかし、いざ当日が近づくと妻と子供のどちらか体調が悪くなり、実際にはもう2年もご無沙汰となっていた。

子供ができて実感するのは、子連れ旅行はキャンセルの可能性が高く、それが意外に大きな負担になるということだ。
乗車券は当日でも買えるからいいとして、特急券は、全員が並んで座れないと話にならないので半月前には買っておきたいところ。しかし指定席特急券は、出発前日以降に払い戻すと実に3割のキャンセル料がかかる。片道大人2人で3500円程度になってしまう。

もし、体調が回復した時に再チャレンジするつもりがあるなら、指定された列車を変更するという手もある。これなら手数料はかからない。
しかし変更は一度しかできず、2度目の変更は一旦払い戻して再購入ということになる。また、発車前日や当日になってから列車を変更し、その後「変更したものの、結局それもキャンセル」となった場合には、無条件で3割のキャンセル料がかかる。
たとえば土日で帰省する計画で、土曜日の朝になってから体調不良が発覚し、翌週の土曜日に変更したとする。その後、4日経っても体調が回復しないので、水曜日の時点で「さらに翌週の土曜日」へ変更したくなったとする。この場合、すでに1回変更しているので再度の変更はできず、一旦払い戻しとなる。その上、キャンセル料は(出発の何日前に申し出たとしても)無条件で3割となる。
ウチの場合、2日前にはすでに体調がおかしかったので、2日前の夜に「これは当日までに治らないな」と判断、自転車を飛ばして最寄り駅に出向き、変更あるいは払い戻しをした。ギリギリで高額の手数料は回避したわけだが、前日に突然体調が悪くなったような時にはお手上げだ。
余談だが、出発2日前に払い戻しや変更を申し出る場合、窓口が営業時間外でも諦めてはいけない。改札の人でも誰でもいいから駅員さんをつかまえて、払い戻し(変更)の意思を伝えよう。かりにその場で払い戻しや変更ができなくても、「何月何日何時に払い戻し(変更)申し出」という証明をしてくれるので、これを持って翌日の営業時間内に払い戻し(変更)すれば、手数料は「3割」ではなく「320円」で済む。

閑話休題、子連れ旅行にありがちな「突然の予定変更」に強いのが、これからご紹介する「エクスプレス予約」。もともとビジネスパーソンの出張をターゲットにしたサービスだから当然ともいえる。

長くなるので、具体的なメリットについては次回。


スポンサーリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。