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「おトクなナイト10」顛末記 (3) ――基本料金と契約アンペア [電気料金]

以前の記事で自宅の電気の使用量を把握したわけだが、使用量に応じた電気料金とともに、基本料金のことも知っておく必要がある。

一般家庭ではたいてい「従量電灯B」という契約を結んでいるが、この「従量電灯B」の基本料金は「契約アンペア」によって変わってくる。10A、15A、20A、以後10A刻みで60Aまで7段階の契約がある。数字が大きいほど「同時にたくさんの電気を使える」わけだが、その分、基本料金は上がっていく。一般的な家庭でどのぐらいの契約をしているか分からないが、ウチでは40A(月額1092円)だった。ちなみに10Aあたり273円という単純な料金設定なので、たとえば50Aなら月額1365円となる。

ご契約アンペアの変更について
http://www.tepco.co.jp/service/custom/idoufaq/keihen-j.html

一方、「おトクなナイト10」の基本料金は、60A以下であれば月額1260円で一定だ(契約上、正確には「6kVA以下」だが、この場合「60A」と同義と考えてよい)。

これらから、以下のことがいえる。
  • 現状の契約が40A以下の場合、「おトクなナイト10」に切り替えると基本料金が上がる
  • 逆に、現状の契約が50A・60Aの場合、「おトクなナイト10」に切り替えると基本料金が下がる
  • 「おトクなナイト10」に切り替える場合、同時に契約容量を60Aに引き上げるのがお得

40A契約のウチの場合、ドラム式乾燥機+浴室乾燥機+IHクッキングヒーター等、使用する機器の組み合わせによって時々ブレーカが落ち、そのたび妻に「もっと大きくしないの?」と言われていた。これまで、基本料金が上がるのを嫌って契約変更を渋っていたが、「おトクなナイト10」加入と同時に契約容量を一気に60Aへ引き上げれば、並行作業による多少の時短効果と、精神的な平安を得られる。これなら、従量電灯Bより多少高くついたとしてもまだ納得がいく。


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