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保育所放浪記 (18) ――2年目の春、私立認可園初体験 [保育園]

昨年4月、我が子は私立の認可保育園に入園した。入園辞退した事業所内保育施設から数えると実に4園目となる。
新規に開設された保育園だけあって園舎は新しい。また、通常であれば園児の大半は持ち上がりで、4月入園の人数は園児全体の数分の1のはずだが、今年に限り全員が4月入園のため、入園式は実に盛大で、幼稚園のそれを思わせた。しかし妻は前日に突如入院してしまい欠席。いろいろな意味で密かに涙していたオトウサンであった。入園式のあと、子供を市の一時保育施設に預けて自分は病院へ。

妻が入院中のため、助っ人(関西から来た私の実母)の力も借りながら慣らし保育を終え、新しい園での生活が本格的に始まった。
担任は4名で、中堅2名、若手2名という布陣。その他、朝晩を中心にパートの保育士さんが数名つき、我が子はその中で最年長と思われる先生がすっかりお気に入り。担任の抱っこでは泣き止まないときも、その先生なら泣き止むという。「嫉妬しちゃいますね」とは担任の弁。

何といっても楽なのは延長保育が利用できること。1歳児になったからこそ受けられるサービスである。19時30分までに迎えに行けばいいので、18時半過ぎに退社してもゆうゆう間に合う。普段は18時15分に退社して、特に急ぎもせずに買い物を済ませてから19時10分ごろお迎えに行くようにしている。
認証保育所のときの経験から、延長保育はものすごい人気なのかと思って、オリエンテーションの日に早速申し込んだ。しかし蓋を開けてみれば、100名弱の園児に対し月極利用者はわずか4名。我が子は最年少だった。スポット利用も日に1~2名という感じで、みんな18時半までに迎えに来られるのかー、と少しうらやましく思う。
私立ということで料金が気になっていたのだが(延長保育料は園が独自に決められる)、何と、公立保育園より安かった。公立だと10分100円、上限が月6000円だったと思うが、こちらは月3500円で定額(スポット利用は1日500円)。園児が4名しかいなくても保育士さんは2人ついてくれる。そんなに安くていいの?と思ってしまう。
というわけで実にありがたい延長保育だが、副作用で、就寝時間が大幅に繰り下がった。19時10分に迎えにいっても、子供は遊び足りないとみえてなかなか帰ろうとせず、園を離れるころには19時半近くになっている。帰宅すると19時40分を回り、着替えを済ませて夕食の支度を始めるのが20時前…と、公立時代と比べ、すべてが1時間近く繰り下がってしまった。結果として寝るのがいつも22時台で、寝つきが悪いと0時近くまで布団の上でモゾモゾやっている。そして朝は寝坊するので(親もだが)、7時台の登園は夢のまた夢となってしまった。


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