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人間ドック、中級者への道 [雑感]

石ちゃん風に言えば「やっちゃったよ~」である。
といっても食べ物の話ではない。むしろ食事中の方は遠慮してください、という話題。

先月半ばに人間ドックを受けてきた。今回で3回目という「初心者」である。
前2回では特に再検査項目はなく「健康ですね」と言われたのだが、今回、問診で思わぬことを言われた。事前に提出した「検体」から血液が検出された、というのである。液体と固体を提出したが、固体のほう。2回分提出して、うち1回分だけ、血液が検出されたのだとか。
心当たりはある。「出口」付近が痛かった。見た目で出血は分からなかったが、ウォシュレットのお湯がしみる程度には痛かった。

どんよりしながら調べると、腸の内視鏡検査はけっこう大変なようだ。検査自体はすぐ終わるものの、事前に腸をきれいにする作業が困難を極め、まず1日がかり。入院を推奨する、という人もいた。さらに沈んだ。
これが独身時代なら、会社を休む大義名分ができたのでちょっとうれしいところだ。入院すれば医療保険の保険金が出るので、1日で済ませるより安上がりになる可能性もあり、勢いで入院してしまったかもしれない。
しかし今、そもそも有給休暇が足りない。ふつうの社員なら、突然の病気に備えて2年間有効の有給休暇をぎりぎりまで繰り越し、年度末には使い切れなくてちょっと余すところだ。ところが私の場合、家族が病気するたびに休んでいるので、この3月で期限の切れる「昨年度の有給休暇」はすっかり使い果たしてしまい、貴重な「今年度の有給休暇」に手をつけないといけない。
また、入院となるとさらに大変だ。妻が1泊2日の間、ずっと子供の面倒を見るというのはほぼ不可能。誰に補助を頼むか、その間の食事の準備は…などと考えただけで嫌になる。推奨されても絶対入院なんかしてやるものか。
さらに、金銭的にも追加出費が痛い。健康保険がきくので、検査して異常が見つからなければ1万円以内という話も聞くが、それにしてもタダではない。毎月赤字で小遣いゼロという現状からして、独身時代の貯金を取り崩すしかない。

もしかしたら再検査にならないかも――かすかな期待は、週末に届いた人間ドックの結果票で完全に否定された。消化器科を受診してください、だそうである。いちおう、消化器科を受診した結果「内視鏡検査の必要なし」と判断される可能性は残されているが、期待はしていない。
というわけで、今、一人で相当ブルーになっている。

今回得た教訓:検体を準備するときには慎重に。よいコンディションのときにとるべし。
――これで「人間ドック中級者」の仲間入りができるかしら??


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