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「物言う患者」になるべきか [雑感]

患者は、具合が悪くても声を上げないといけないのだろうか。

妻が入院した。正確には、入院して3日で退院し、1週間後に再入院した。
本来退院すべきでないのに判断を誤って退院させられ、結局また入院――患者からすればそういうことなのだが、実は2度目の入院時、医者からは「あえて入院しなくても」と言われた。それを押し切っての再入院である。

経緯を説明すると長くなるが、頭痛と発熱があり、とりあえず持病に関係する科に駆け込んだら、検査の結果「持病については悪くない」ということで返され、以後、調子が悪くても相手にされない状態になってしまった。頭痛の原因は?と聞くと、副鼻腔炎だの薬の影響だの、聞く人によって違うことを言う。
耳鼻科やら救急外来やら、1週間のうちに5人ぐらいの先生に見解を聞いた。薬のせいだから「何か」の薬を切るようにと言う人もいれば、脳外科の頭痛外来を勧める先生もいた。そんなことを全部外来でやっていたら、いつまで経っても頭痛のままだ。そうこうしているとひどい頭痛が再発したので、しびれを切らして「突撃再入院」である。

愚痴は追い追い書くかもしれないが、まず言いたいのは、医者は自分の専門外については判断しないし、そのくせ専門外のことが原因かもしれないという材料を得ると、そちらが原因だと決めつける。内科医にとっての副鼻腔炎というのは格好の「逃げ材料」のようだ。
腹が立つのは、副鼻腔炎が原因だと言いながら、総合病院で耳鼻科があるにもかかわらず、自病院の耳鼻科へ話をつながないこと。あと、脳外科も紹介されなかった。穏和な私もさすがにエキサイトした。


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