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「子連れ新幹線」を快適にする5つの小技 (3) ――DVDプレーヤのレンタル [育児]

今回、1日で往復5時間と乗車時間が長いので、暇つぶしの道具がいろいろ必要だと考えた。
最近の幼児暇つぶしアイテムのうち、強力なのは動画だろう。スマートフォンで流れる動画に熱中している子供をよく見かける。しかし新幹線では電波が途切れることもあるし、1時間も2時間も見続けられるとパケット使用量の上限が気になってくる。YouTubeなど、オンラインの動画を長時間見せるわけにはいかない。
手持ちのDVDをあらかじめリッピングしてスマートフォンに入れておくことも考えたが、著作権的にはグレーだし、やり方を研究する暇もなかった。

ということで一旦は動画を諦めたのだが、ふと「ポータブルDVDプレーヤをレンタルする」という原始的な手を思い付いた。
出発2日前だったので間に合うかどうか不安だったのだが、調べてみると「ネットで申し込み完結、即日発送」という会社が複数あったので救われた。
出発前夜、無事にプレーヤは届いた。充電式バッテリー内蔵なのである程度の時間は電源がなくても見られる。今回は電源完備のN700系だから何の心配もない。

ただ、実際には誤算もあった。
まず1点、「ポータブルBDプレーヤ」を借りたつもりが、実際にはDVDプレーヤだった(業者のミスではなく自分のミス)。今どきDVDもないだろうと思って、BD版がある作品は積極的にBDを選んで買っているので、思いがけずソフト不足という事態に陥った。
そして2点目の誤算はイヤホン。新幹線の車内でイヤホンを使わずにDVDを視聴するというのはマナー上アウトだと思うが、子供用のイヤホンを用意するというところまで頭が回らなかった。子供の耳の穴は小さく、なかなかうまく装着できない。ヘアバンドのような形のヘッドホンが無難だと思うが、家にあるのはDJが使うような大きなもので、持ち運びには不向き。結局は自分用のイヤホンを持っていき、イヤーピースだけ最小のものに取り替えて使わせたが、やはり大きすぎてうまく装着できなかった。
さらに3点目。上記2点の結果なのかもしれないが、子供が思ったよりDVDに没頭しなかった。家でテレビを見ていると、放っておけば1時間でも2時間でも見ているのだが、今回は30分もすると「もういい」と言い、早々にDVDプレーヤを片付けることになった。音が聞き取りにくかったからか、見飽きたソフトだったからか、はたまた新幹線という環境自体が目新しかったからか。ともかく、手間とコストをかけて準備したわりには助けにならなかった。

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「子連れ新幹線」を快適にする5つの小技 (2) ――いい席をじっくり選ぶ [育児]

せっかく指定を取るからには、できるだけ条件のいい席を確保したいものだ。
「最前列の席」「最後列の席」など条件を細かく指定するには、窓口できっぷを買えばよい。人間対人間だから曖昧な要望にも応えてくれる。
しかし最近では、自動券売機やネット予約でも、座席配置を見て席を選ぶことができる場合がある。列車の進行方向の見極めなど多少のスキルは必要だが、混雑しがちな窓口に並ぶ必要もなく、特にネット予約では、納得がいくまで座席選びに没頭できる。
東海道新幹線で、座席配置を見ながらネットで予約するには「エクスプレス予約」を利用することになる。パソコンや携帯電話で自由に座席を選んで買える。年会費が1000円かかるものの、料金の割引もあるので、年に1回でも東海道新幹線を利用する見込みがあるなら入会しておくのがいいと思う。最近は、手持ちのクレジットカードでネット予約の機能を利用できる「プラスEX」というのがあり、こちらだと年会費が500円なので、該当のカードを持っているライトユーザーなら「プラスEX」でもいいだろう。



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