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セブンカード・プラス、明細を読み解く [節約一般]

セブンカード・プラスに入会して1ヶ月余りが経過し、初めて「ご利用明細」が来た。これを読み解きながら、nanacoポイントの付与ルールについてまとめていきたい。

まず締め日だが、イトーヨーカドーに関しては毎月10日、セブンイレブンは毎月15日と微妙にズレている。どうも、イトーヨーカドーからセブンカードサービスへの情報伝送に時間がかかるようだ。
締め日前から随時「未確定の利用明細」をチェックしていたが、セブンイレブンでの利用分が1、2日で反映されるのに対し、イトーヨーカドーでの利用分はしばらく反映されなかった。
イトーヨーカドーは昔から独自のポイントシステムを持っていたので、まずイトーヨーカドー内で処理を行い、その結果をセブンカードに渡していると考えられる。その処理時間を確保するための5日間なのかもしれない。

次に、明細に記載される「今回もらえるnanacoポイント」の表記だが、「ポイント対象金額」と「当月獲得ポイント」の2点が書いてあるだけ。私の場合、それぞれ「19912(円)」「413(ポイント)」と記載があるだけだ。どういう計算で413ポイントを得られたのかは分からない。
今回、私はイトーヨーカドーとセブンイレブンでしか買い物をしていない。また、イトーヨーカドーでは「ポイント○倍セール」はなく、逆にセブンイレブンでは今回利用分のすべてが「ポイント2倍」の対象である。つまり、イトーヨーカドーでは200円につき3ポイント、セブンイレブンでは200円につき6ポイントとなる。
イトーヨーカドーでの利用金額が12242円、セブンイレブンでの利用金額が7670円であることから、前者に対するポイントが12242×3÷200=183.63→183ポイント、後者が7670×6÷200=230.1→230ポイントとなる。足し算すると413となるので、たしかに計算は合っている。どこで端数を切り捨てるのか(イトーヨーカドーとセブンイレブンを合算してから端数整理かもしれない)、またセブンイレブンにおける「ポイント2倍」が「7670×3÷200を端数整理してから2倍」なのか「7670×3÷200×2を端数整理」なのか、今回の結果からは残念ながら読み取れない。
また、上記のとおり、413ポイントは「クレジット利用額に応じたポイント」であって、以下のポイントは含まれていない。
  1. イトーヨーカドーでの「現金ポイント」(カード提示のうえ現金・商品券で支払った場合、税抜100円ごとに1ポイント)
  2. イトーヨーカドーでのボーナスポイント
  3. セブンイレブンでのボーナスポイント

これらを含めたポイントは翌月5日に加算され、nanacoのウェブサイトで確認できる。しかし、そちらでも細かな明細は出てこず、合計獲得ポイントだけが分かる。(細かくいえば、「セブンイレブンでのボーナスポイント」と「それ以外」は分けて加算されるが、それぞれの内訳は不明。)

セブンカード・プラスはポイントがたくさん貯まるので有難いのだが、レシートにはポイントの印字がほとんどないし(※)、利用明細を見ても内訳や計算方法は推測するしかない。カード会社がインチキしているとは思わないが、もう少し分かりやすい表記にならないものだろうか。
(※)セブンイレブンでクレジット決済すると、ポイントの表記は(ボーナスポイント含め)全くない。またイトーヨーカドーでは、ボーナスポイントは印字されるものの、代金の一部でもクレジット決済すると、利用高に応じたポイントは印字されない。ただしポイント○倍セールの場合、○倍の対象金額と、「○倍した結果、何ポイントもらえるか」ということは印字される。

と文句を言っても始まらない。システムの改善を望みつつ、いろいろな事例を積み重ねることでポイント付与のルール(と、レシートの印字ルール)を明らかにしていこうと思う。
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7SPOTで毎日が「準ハッピーデー」! 使ってみて分かった5つのポイント [節約一般]

イトーヨーカドーの回し者ではないが、最近、イトーヨーカドーの無料WiFi「7SPOT」を愛用しているので紹介したい。
別に無料でインターネットに接続したいわけではない。毎日のように割引券を配っているのだ。

イトーヨーカドーといえば、8・18・28日の「ハッピーデー」が狙い目。セブンカードやnanacoを持っていれば、ほとんど全品が5%引きになる。
しかし、その他のアンハッピーな日にも救いはある。それが、7SPOTで配布している「ウェルカムクーポン」だ。これを使えば、食品レジで2500円以上購入した際に100円引きとなる。割引率にして最大4%だから、ハッピーデーには及ばないものの、なかなかのサービスだ。同クーポンはハッピーデーには利用できず、また酒など一部除外品があるので注意。
これでハッピーデーの存在意義が薄れたようにも思えるが、ハッピーデーはハッピーデーで「おみくじ」というのをやっている。小吉だと50円引き、中吉が100円引き、大吉が200円引きだったと思う。食品レジで2500円以上…という条件はウェルカムクーポンと同じだ。

7SPOTは「登録制」だが、無料なので登録しておいて損はない。あとは買い物前にスマートフォンなりタブレットなりで7SPOTに接続し、クーポンを取得するだけだ。
実際に利用して分かった「コツ」を5点挙げるので、ぜひ活用していただきたい。

〈その1〉操作は電波の安定した場所で!
クーポン取得中に接続が途切れると、クーポンをもらっていないのに「もう取得済みです」と言われてしまうことがある(ハッピーデーのおみくじは1日1回しかチャレンジできない)。

〈その2〉クーポン取得は早すぎても、遅すぎてもダメ!
当たり前だが、レジで精算する際にクーポンを画面に表示しなければいけない。接続からクーポン取得までは意外に時間を食うので、レジに並んでからクーポンを取得すると間に合わないおそれがある。
そうかといって、入店後すぐにクーポンを取得すると、買い物をしている間にクーポン画面が後ろへ行ってしまい、その後クーポンを表示できないということもあった(詳細は付録に記す)。目下のところ、これが一番悩ましい問題だ。

〈その3〉酒・タバコ類があるときは事前に申告すべし!
酒・タバコなどは2500円にカウントされない。それ以外の商品で2500円に達していればクーポンは使えるのだが、対象商品と対象外商品をごちゃまぜで精算すると、対象商品だけで2500円に届いているのかどうか分かりにくくなる(レジに判定機能があるかどうか不明)。
なので、レジで精算が始まる前にクーポン画面を見せるのが無難だ。その後の対応は店員さんにもよるが、何も言わない人、対象商品から順にレジに通していって2500円を超えたところで「大丈夫です」と言う人、対象商品と対象外商品で精算を分ける人など、いくつかのパターンを経験した。

〈その4〉2500円に満たないときの「穴埋め」ネタを準備すべし!
上記のクーポンは「食品レジで」「2500円以上」というのが条件になっているが、ふつうに買い物をしたら2500円に届かないということもあると思う。「あと何円で2500円に届くのに――」というときのための「ネタ」をいくつか用意しておくことをお勧めする。
自分の場合、ネタとしてよく使うのがロッテの「キシリトールタブレット」。今のところ必ず消費するし、賞味期限は十分長いので買いだめしておいてよい。1個200円くらいするが、かさばらないので数個買っても重くない。
また、ちょっとした穴なのが「食品フロアにある、食品以外のもの」。大規模な店舗だと食品と日用品が別フロアになっているが、そうした店でも、乾電池やキッチンペーパーなど、最低限の日用品は食品フロアに置いてあるはず。こうした日用品も、食品レジで精算する限りは割引対象となる。我が家ではセブンプレミアムの「除菌ウェットティシュー」を多用しているので、キシリトールタブレットが在庫過剰の場合にはこれも「活用」している。

〈その5〉支払方法は何でもOK!
わざわざ7SPOTに登録し、2500円以上も買い物をするのはイトーヨーカドーのヘビーユーザーが多い。大方の人がセブンカードなりnanacoなりを使うだろう。が、上記クーポンに支払い手段の制限はないので、現金はもとより、商品券、他社クレジットカード、Suica等で支払ってもよい。
以前、財布を忘れてイトーヨーカドーへ行ったことがある。幸いにも定期入れは持っていたのでSuicaはあった。ウェルカムクーポンを見せて「Suicaで支払います」と言うと、レジのおばちゃんは考え込んだ。結局、他のレジの人を呼んで「これは支払方法に制限なかったと思うけど…」との言を引き出し、無事に支払いはできた。
蛇足ながら、イトーヨーカドーでSuicaを利用するのはなかなかおトクだ。Suicaにビューカードでチャージして1.5%還元があるほか、購入時のSuicaポイントでさらに0.5%還元がある。このあたりは別のエントリを参照のこと。


〈付録〉7SPOTへのログイン方法
自分はAndroid5.0を搭載したタブレット(Nexus7(2013))を使っているが、素直な方法で接続すると、クーポン表示時にハマることが多いので気を付けている。以下、おそらくAndroid5.0に固有の問題だと思うが詳述する。

タブレットを持って7SPOTのエリアに近づくと、自動的に7SPOTのアクセスポイントと接続する。が、これだけでは認証が済んでいないので、有効な通信はできない。
しばらく待つと、画面の左上に「WiFiネットワークにログイン "7SPOT"」のような通知が出る。これをタップすると、以前(Android4.4時代)はウェブブラウザが起動し、その中で認証プロセスが始まっていたと思う。が、Android5.0ではブラウザが起動せず、「Wifiにログインするためのアプリ」みたいなものが起動する。このアプリも実質的にはウェブブラウザであり、誘導に乗っていけば同アプリ内でクーポンまでたどり着ける。だからその状態でレジへなだれ込めば問題はない。
しかし、買い物中に他のアプリを使うなどして、クーポン画面を一旦消してしまうと面倒なことになる。「Wifiにログインするためのアプリ」は終了していないので、「アプリ切替」の機能を使えば再度画面に表示できる…はずだ。しかし、実際に同アプリを選択すると、一旦は画面に表示されるものの、すぐに最小化されてしまうことがあるのだ。詳細は不明だが、買い物中に移動して7SPOTとの接続が一旦切れることが原因かもしれない(自分のよく行く店は意外に通信状態がよくない)。
以前と同様、ウェブブラウザ上でクーポンを表示できればいいのだが、工夫しないと難しい。「7SPOTに接続したが認証未了の状態」で任意のウェブページ(ただし端末にキャッシュの残っていないものに限る)を閲覧しようとすると7SPOTの認証ページに飛ばされるということは知っている。が、自分の持っているNexus7はLTE版なので、「7SPOTに接続したが認証未了」だと、引き続きLTEで接続し続けてしまうのである。モバイルデータ通信をオフにすればこの問題は解決するが、いちいち面倒だ。何かよい方法はないものだろうか。

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